優子の最低限育児ブログ

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不妊治療の話①

ブログでは初めて書く不妊治療の話(まだ治療中です)。不妊治療系の話はなかなか当事者の話が見つからない(あってもTwitterのつぶやき程度)ので将来不妊治療を受ける若き女性たちのためにもブログに残しておこうと思います。

とりあえず序章として、去年9月に卵管閉塞(両側)が見つかって翌月FT手術した・・という話から。現在も治療中というところからお察しいただける通り、手術は結果的に失敗だったんですね。

 

私の場合、結婚してから4年ほど子供ができなくてようやく不妊専門クリニックに通い始めたのが去年の9月です。治療開始当時29歳でそんなに年齢も高くなかったのにできないのは、どこか悪いんじゃないかってことで通ってみることに。

夫の考えは別として、私自身は、「早く赤ちゃん欲しい!」っていうタイプではなかったのでのんびりしちゃってました。もっと早期に適切なクリニックに通い始めてればよかったなぁと後悔することもあります。その大好きな海外旅行や趣味も楽しめたので、もちろん結果論ですけどね。

病院選びはアクセスの良さを第一に考え、下調べもせず適当に。駅前でCMもたくさん打っている地元では1、2番に有名なクリニックに通うことを決め、最初に各種検査を済ませました。

 

最初のスクリーニング検査(2万5000円もした*1)は問題なく、翌月には卵管造影を実施。

色々な産婦人科のWEBサイトを見ると、卵管造影検査は卵管が詰まっているかどうか診断する検査で不妊治療のファーストステップとして行われることが多いらしいです。卵管が閉塞(つまっている)または狭窄(狭まっている)要因が不妊原因の約30~40%を占めるらしいので、重要な検査です。

私の場合毎月生理も正常に来るし、詰まってる?詰まってるわけないやろ。詰まる理由がない。と強気で卵管造影検査に挑んだわけです。しかし、結論(?)から言うと、両卵管が閉塞していてあまりの激痛に意識飛びました。ちーん。あまりに痛くて声が出せなかった。

卵管造影は子宮から造影剤を流し込み卵管まで通過させ、レントゲンを撮ることで卵管が詰まっていないか確認する検査なんですけど、それがどっちも詰まっていたわけなんですね。

ちなみに卵管に詰まりや狭窄が無ければ、ごく軽い生理痛くらいの痛みで済むらしいです。卵管造影検査の値段は5000円程度でした。もうすでに金銭感覚が狂っているので、余裕のカード払いです。

私が通っているクリニックの方針では、卵管閉塞が見つかった場合、年齢が35歳以上であれば体外受精に即ステップアップ、それ以下であれば日帰りのFT手術を行って卵管を開通させて自然妊娠を目指しましょう、というものでした。私は35歳以下だったのでFT手術に進んだわけですね。値段も保険適用なので体外受精に比べて格段に安いですし。

FT手術後無事に開通すれば、その後2年間で自然妊娠に至る確率は約30-35%、平均妊娠成立までの期間は、7-8 ヶ月だそうです。*2

 

 FT手術前の子宮鏡検査でも異常が見つからなかったので、FT手術すればすぐ妊娠できるでしょ★という超楽観的観測で手術に挑んだわけですが、私の場合手術後1年間もたたないうちに卵管が再閉塞しちゃったわけですねー。しかも両側。どんな時限装置だよ。

 

ひとつの記事にまとめようと思ったら思いがけず長くなっちゃったのでとりあえず第一回卵管造影はこんな感じでした。次はFT手術の費用面について書いていきたいなと思います。もう不妊治療進めるうえでは費用って最大のネックなので。

 

 

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*1:スクリーニング検査は保険適用なしで、最初にこの数字にはかなり怯んだ。ほかの病院と治療費が文字通り桁違いなのである・・・!

*2:クリニックでもこんな感じの説明は受けましたが参考サイトとして

FT(卵管鏡下卵管形成術:falloposcopic tuboplasty)(不妊治療) | 治療について | 亀田IVFクリニック幕張